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関節鏡は日本で開発された整形外科3大発明の一つであり、日本の関節鏡を応用した手術技術は世界一です。当院では20年前からすでに関節鏡を応用した低侵襲手術(関節鏡視下手術)を確立し、多くの手術法を開発して世界を指導しています。関節疾患の診断において、MRIの有効性も増えてきましたが、関節内のほとんどの部分を直接観察することができる関節鏡は依然として重要です。また、過去において関節切開を必要とした手術の多くが関節鏡視下手術で行われるようになってきました。
その代表例は、
1. 膝靭帯再建術 ー 前十字靱帯再建術[詳しく見る]
2. 膝靭帯再建術 ー 複合靱帯再建術[詳しく見る]
3. 半月板損傷に対する半月板切除または縫合術[詳しく見る]
4. 離断性骨軟骨炎に対する遊離体摘出術あるいは骨軟骨移植術[詳しく見る]
5. 投球障害肩や変形性関節症に対するデブリードマン(クリーニング手術)
6. 肩腱板縫合術
などです。
関節鏡の長所は手術の侵襲が少なく、また、手術創も小さいことです。実際の手術法、術後経過については疾患により異なりますので、詳細については主治医と十分に相談の上で手術に臨むことになります。
実際の手術室においては、麻酔科医師の安全を徹底した管理、手術介助にあたる手術部看護師らの手術部スタッフが一致協力し、患者さんの立場にたって毎日の手術が安全に行えるよう、日々安全管理と感染管理に努力を続けております。